エネルギー関連
システム開発支援

Energy Management System

国際社会のエネルギー政策は、カーボンニュートラルの早期実現を旗印に大きな転換点を迎えています。我が国でも、脱炭素社会の実現を目指して様々な課題への取り組みが求められており、環境問題は重要な経営課題として位置づけられています。当社は、電力の流れをIT技術を用いて供給側・需要側の双方から制御し、最適化を目指すシステムの開発業務、運用支援、データ分析業務を担っています。
国際社会の一員として、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)達成に向けて、エネルギー問題におけるICT技術を通じた社会貢献を目指しています。

当社では主に新電力に関連する
システムについて業務を担って
おり、
現在は4つのチームで構成されています。

電力取引システムチーム

日本で唯一の電気取引を仲介するシステムの開発支援およびシステム運用支援業務を担っています。日本の総需要電力の4割以上の取引をおこなう重要な経済インフラにおいて、売買の入札・約定・精算すべての運用支援を行っています。

24時間365日のシステム運用支援業務

24時間稼働するシステムの運用を支援するため、トラブル発生などに備えて夜間休日問わず即応体制を整えています。

改修・開発支援業務

障害発生後や制度改正時などのアプリケーション改修試験や品質維持試験を実施します。また試験実施後は、稼働しているシステムへの導入作業も行います。

配電自動化チーム

太陽光発電等の再生可能エネルギーの増加を背景に、天候によって大きく変動する電圧をIT技術を用いて制御する<次世代電力システム>。電力政策の未来を担うシステムの開発支援、運用支援、データ分析業務を担っています。

次世代配電システム
(電圧制御システム等)

電圧制御を自動・最適に実施する次世代システムです。配電時の電圧をリアルタイムで計測し、その計測値をサーバへと連係。サーバで最適な電圧を計算し、電圧調整機器へ制御指令を出します。

分散型電源システム
(VPP/VirtualPowerPlantシステム等)

太陽光発電や電気自動車、蓄電池などを纏めて大型発電所とみなし、地域内の需要と供給のバランスを管理するシステムです。近年は甚大化する自然災害による停電に対応するための活用が期待されています。

PPSチーム
(需給運用システム)

特定規模電気事業者(PPS/Power Producer and Supplier)が発電所や電力取引市場での売買を通じて電力を調達し、消費者(一般家庭やビルや工場等)へ電気を供給するためのシステムの開発支援・運用支援を担っています。

24時間365日の問い合わせ対応業務

システムに関するお問い合わせやエラー発生の連絡に対して原因調査等を実施し、エンジニアと問題共有しながら、お客様にトラブル解決の方法をご案内しています。

改造・改修の開発支援業務

障害発生後や制度改正によって改修されたアプリケーションに対して、製品に問題が無いか品質管理のための試験を実施します。

SMSチーム
(スマートメーターシステム)

需要家と電力会社との間での双方向通信を可能にし、エネルギーマネジメントのための機能を備えた<スマートメーターシステム>の品質管理業務やシステム保守業務を担っています。

スマートメーターシステム

通信デバイス付きの電気メーター”スマートメーター”との通信により、電力の遠隔開閉や遮断、使用量や発電量の監視を行えるようシステムです。30分ごとの電気の使用量を計測することができ、またその使用量データを家庭などで見る事ができます。

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